小沢健二「LIFE」を買う
野菜生活softのCMはやはり目を引くものがある*1。いや、耳を引くというのだろうか。「愛し愛されて生きるのさ」のメロディーが頭にこびりついてしまった*2。野菜生活soft自体は「おいしくない」という評価しか見たことがないが、「愛し愛されて生きるのさ」のほうは是非とも僕のiTunes & iPodライブラリーに加えておきたい、と思った。そして、Amazon.co.jpのレビューなどを見ると、この曲が収録されている「LIFE」(ASIN:B00005GLJB)というアルバムはなかなかの名盤だという。
正直言って、このアルバムが出た当時には僕はまったくと言っていいほど小沢健二に興味がなかったし、小沢健二がFMなどで流れまくっていた時期には小沢健二のCDを買ったことなど一度もなかった。
実を言うと、今回も別に買う気なんてさらさらなくて、TSUTAYAでレンタルしようと思ったのである。そして、一枚残っていたので借りられたんだけど、TSUTAYAの会員証を忘れてきていたのだ（バカ）。それで仕方なく帰ってきたのだが、帰ってからもAmazon.co.jpのレビューをまだ未練がましく見ていたら、気がつくと購入していたのだった。おそるべしAmazon.co.jp（汗）。
たぶん、TSUTAYAで普通に借りられれば買うことは全然なかったと思う。ともかく、CDなんて、iTunesに入れてしまえば用無しだから、レンタルしたほうがいいのだ*3。そういう自分の行動を振り返ってみると、結局のところ、CDの販売を妨げているのはレンタルじゃないの？ と思う。
あと、本当に、何かの曲が欲しいと思ったときに、オンラインでダウンロード販売してくれるところがあれば、そこを圧倒的に使うだろうなぁ、と思った。今回もちょっと探したのだが見つからなかったし、日本のオンライン音楽ダウンロードサイトというのは著作権保護バリバリすぎて使い物にならないことが多いので、早々に断念したのであるが、もしこれでiTunes Music Storeが日本でも使えていて、そこにこの小沢健二の「LIFE」があったとしたら、これはけっこう衝動買いの人々が続出したのではないかと思う。でも、なんとなく最近レコード業界の方向性が微妙に修正されつつあるように思うので、そろそろ日本でも、と淡い期待を抱いている。
それにしても、Amazon.co.jpの発送予定が7〜11日後ということで、けっこう長い・・・。こんなに長いのなんて初めてだ。たぶん、CM効果で予想外にちょっと売れちゃっているんだろうね。
