グリーン車、再び

今、東海道線グリーン車に乗っている。前にも書いたけど、グリーン車の費用対満足度はとても高いと思ったからだ。


たしかに、前に座っているおじさんの膝にぶつからないために苦悩してニューハーフの気持ちを思いはかったり、前に座った人がとても美人で膝が触れたとか触れないとかでドキドキしたりしなくてもすむのだ。言うまでもないことだが、わずかな席を巡る戦いに敗れた結果、非常に中途半端な位置にポジションをとらざるを得なくなり、不本意ながら足のふんばり筋を鍛えてしまうこともない。すばらしい・・・。


とは言うものの、前回は二階建ての新型車両に乗って、今日は赤い座席の旧型車両に乗っているのだけれど、快適度は新型車両の方が断然いいのだ。雲泥の違いである。まず静かさが違うような気がする。揺れが違うような気がする。座り心地が違うような気がする。新型車両は新幹線の座席に近い感じがするけど、旧型はミッドセンチュリーな感じののっぺりとした座席だ。韓国の鉄道で言うと、ソウル←→春川間のムグンファ号とトンイル号の違いに匹敵する(余計に分からないか・・・)。いずれにしても、失敗した・・・。


うーむ。これはどうしたことか。同じお金を払っても全然違う。


そういえば、ホームで待っている列の長さがとなりとだいぶ違うなぁと思ったのだ。さすが百戦錬磨、サラリーマンウン十年の人々である。僕のような、在宅勤務の軟弱者とは違うのだ。


ということで、今度グリーン車に乗るときは新型車両に乗る、と心に誓ったのであった。