言葉

人の感情の幅は

僕の友人U、曰く、 人の感情の幅や奥行きというのは、子どものときに感じた驚きや感動を超えることはない。 うまく書けないんだけど、子どものときに感じた驚き、そして感動が、その人が持つ感情の幅を決定するということだ。友人Uは時々箴言とも言える言…

アイロニーが人を

“大島さん”、曰く、 人はその欠点によってではなく、その美質によってより大きな悲劇の中にひきずりこまれていく。 ・・・ 場合によっては、救いがないということもある。しかしながらアイロニーが人を深め、大きくする。それがより高い次元の救いへの入り口…

飽きないものとは

「海辺のカフカ〈上〉」の201ページまで読んだ。前回からここまでで気に入った言葉があったので書いておく。“大島さん”、曰く、 この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。…

ピカソの口説き文句

ピカソ45歳、マリー=テレーズ17歳を口説いたとき、曰く ピカソです。私と一緒に偉大なことをしましょう! http://www.p-forme.jp/info.html より。

自分の力以上のことができる方法とは

糸井重里さん、曰く、 ほんとに、これからは、 「自分の力量以下のことを、全力をつくしてやる」 という人生にしていこうと思います。 それこそが、きっと 自分の力以上のことができる方法だと、 つくづく思いました。 ほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン…

人生というのは

村上春樹を最近再び読み込んでいるので村上春樹ばかりになっちゃうけど、村上春樹さん、曰く、 人生というのは、退屈しながら生きていくにはあまりにも貴重なものです。ほんとに。 「「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえず…

良いスピーカーとは

村上春樹さん、曰く、 たとえばスピーカーに即していえば、聴く人に「ああ、これは素晴らしい音だな」と思わせるのは二級品、まず「ああ、これは素晴らしい音楽だなあ」と思わせるのが、本当の一級品だ。 「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」(ISBN:41010…

人を感動させるものとは

大貫妙子さん、曰く、 音楽に限らずに、人を感動させようと思ったり、考えたりして物を作るのは本末転倒だと思うんです。 本当にそれを愛し、それがなければ自分が生きられないくらいに魂と一緒になったものが結果的に人も感動させるんだ、ということだと思…