人間は花ではない

「世界で一つだけの花」論争が勃発しているようないないような感じ。ほとんどどのエントリも読んでないけど、たしかにあの歌がリリースされたときには心のどこかから「違うんじゃない?」という声が発せられていたような気がする。

そこで、辻仁成さんの言葉です。

人間は花ではない。
若いだけの美しさしか作ることができないようには作られていないのです。
どうして花でなく、石にたとえないのでしょうか?
磨けば磨くほどに美しくなる黒曜石や、水晶や、ダイヤモンドに自分を重ね合わせる人はいないのでしょうか。


辻 仁成『愛するために生まれた』より

うん、たぶんそうだ。