「隠し剣 鬼の爪」★★★★☆

隠し剣 鬼の爪


昔にさかのぼって書いてます(^_^;)。突然見たくなって見に行きました。すご〜く、渋い映画です。全編静かです。


幕末、今では考えられないような身分制度や封建的社会。絶対の命令。そんな中で時代が動き始めている。そのような時代背景の中で淡々と進むドラマによって描き出される今と変わらない(しかし忘れかけてもいる)本質的な情。そんなものを見せてくれる映画かな、と思う。


最初はその方言に多少の違和感を覚えたのも確かだけど、その淡々とした中に身をゆだねる感じで見れた。最後の、隠し剣 鬼の爪のところではさすがにしびれた(死語?)。かっこよかった。そして、見終わった後のジンワリ感は、この映画独特のものかな、と思う。


映画に派手さを求めている人は間違いなく寝るんじゃないかと思ったりもするが、静かなドラマが好きな人は好きかもしれない。★は、3.5ぐらいかも。でも、最後の隠し剣 鬼の爪がかっこよかったので、4でもいいとは思うけど。


時間がなくてちょっと雑然とした感想になってしまった。。。