最近の日課

最近の日課は、ドトールに行って、村上春樹の「海辺のカフカ〈上〉」を10ページぐらい読むこと。友人が言うには、上巻はおもしろいらしい。下巻はまあいろいろとあってそれほどではない、とのことである。


なんだか村上春樹を読み過ぎじゃないかと自分でも思うけど、個人的意見としては、村上春樹は、読み始めると他の作家の本を読めなくなる作家だ。


とりあえず、112ページまで読んで、僕が好きなところは、

そしていつも影のように淡い微笑みを口もとに浮かべている。うまく言えないのだけど、どことなく完結した感じのする微笑みだ。それは僕に小さな日溜まりを思い起こさせる。ある種の奥まった場所にしか生まれるはずのない、とくべつなかたちをした日溜まりのようなものを。僕が住んでいた野方の家の庭にもそういう場所があり、そういう日溜まりがあった。僕は子どものころからその日溜まりが好きだった。

というところ。


あと、意見するなら、あんな15歳の男の子はいないと思う。