iPod的音楽ライブラリ

今日、TSUTAYAに行って、10枚ほどアルバムを借りてきた。モーニング娘。からエルトン・ジョン、椎名林檎や華原朋美、はたまたマイケル・ジャクソンまで。レンタル屋の店員もいったい僕がどういう音楽的趣味を持っている人間なのかさっぱり分からなかったに違いない。

こんな借り方をするのは、今週末に長野までドライブに行くことになっているからだ。

他人の車に乗ったときに苦痛なのは、その人の趣味の音楽が延々とかけられることではないだろうか。自分にとって明らかにそのときのシチュエーションとはマッチしていない音楽が流れ続けると、さすがにつらいものがある。それぞれ持参のCDを順番にかけるといっても、CD一枚分の時間は占有されてしまうわけで、それでも十分つらい。

ところが、この状況もiPod & TransPodですっかり変わってしまった。自分一人でいるときには、自分の好きな曲を集めたプレイリストを聴いているけど、他の人が乗ったときにはその人たちにリクエストを出してもらって、一曲ずつ順番に聴いていくようにする。そうすると、他の人たちも自分の好みの音楽が聴けるし、僕も聴いたことがないような曲が意外と良くて新しい発見があったりするのだ。

こういう状況を考えると、自分のiTunes & iPodライブラリをどんどん増強して、ありとあらゆる音楽を詰め込んでいたくなる。ほとんどすべての人の趣味を最大公約数的に満たすライブラリを作りたくなって、それで、今日みたいな借り方をしてしまうのだ。

そんなこんなで、iPodのライブラリは自然に多カテゴリーを包含する巨大なものへと進化していくことになる。たまに全曲ランダムで聴いたりするけど、現在3039曲で*1、もう次に何がかかるのかはさっぱり分からず、新鮮な驚きと発見と懐かしさが次から次へとやってくることになる。

そんなわけで、僕の現在のiPodは、「津軽海峡冬景色」から「月の光」、「赤いスイトピー」から「Waltz for Debby」、「LOVEマシーン」から「My Memory」まで、もう何でもござれ状態でごった返しているのである。

*1:12.3GBだ。僕のは40GBモデルだけど、20GBで十分かもしれない。