新聞の勧誘の女の子

さぁこれから夕食を食べようというときに、ピンポ〜ンとやってきたので、何かと思ってインターフォンに出ると「古紙や段ボールを回収に来ている」とのこと。それはいったい何なのか、とは思ったものの、まぁいいやと思ってAmazon.co.jpの段ボールを手に持ってドアを開けてしまったのがまずかった。。。


僕は自分的な方針として、人にいやみを言ったり、どなったり、相手の言葉を無視してドアを閉めたりインターフォンを切ったりするようなことはしないようにしている。つまりは、どんな人にも丁寧に接したいと思っているわけであるが、こういうのがあだになるケースというのは世の中によく存在している。今回のケースも然りである。


ドアを開けるとそこに立っていたのは普通にかわいい系の女の子だったわけだが、なんだかわけの分からないままに話を聞いていると、結局のところ新聞の勧誘だった(泣)。僕は、古新聞がごみとなってたまっていくが嫌で、3年ほど前に「金輪際新聞は取らない」と誓ったのである。


そういうことを丁寧に説明し、一番最後に新聞を取ったときは3ヶ月分のお金を置いていって新聞代はタダだったのにそれでも嫌だったことも説明したのだが、ともかく新聞の勧誘というのは丁寧に返事をすると簡単に引き下がってくれないのだ。


ビール券5000円分や定番の洗剤5個、ラップやトイレットペーパー、ゴミ袋などあらゆるものを取り出されたのであるが、ともかく自分の中では新聞を取る気は全然ないし、物の問題ではないのだということをこれまた丁寧に説明した・・・。が、今度は泣き落とし作戦に出てきた。今日はこれで最後の家だという。人と人とのつきあいじゃないですかという。定番の作戦である。


が、なおも丁寧に(していたと思うのだが(^^;)新聞はごみになるから嫌だし、インターネットで見れるからまったく必要ないのだということを言うと、タダかつ新聞を入れないようにすればいいんですか? と来た。


たしかにそのようにすれば双方の利害が一致するように一瞬思ったのだが、でも、ちょっとそれっておかしいよな、ということで、なおも断っていると、どんどんその子の顔が醜くなっていくんだよね。。。けっこう悲しかった。そもそもなんであなたは新聞の勧誘なんてしてるんですか、と問いたくなってしまったが、話がこれ以上長くなっても困るので、もちろん何も言わず・・・。


なんかこう、こういうのを体験すると、ビシッと断るというのも一つの親切かな、なんて思ったりもして、なかなか複雑な思いになる。あんな泣き落としみたいなことまでさせることになっちゃって悪かったな、なんて思ったりもする。


ともかく、新聞の勧誘は何か悲しいのだ・・・。