横須賀落語祭「夢の落語会」

また落語に行ってしまいました。忙しくて、本当の本当は行っている暇なんかないはずなんだけど、という状態で、また・・・。それにしても、やっぱり落語を聞きに来る年齢層というのは全体的に高いです。ちょっと自分が場違いなところにいるような錯覚に陥るほどですね。


今回のは、独演会ではなくて、林家いっ平、林家正蔵桂三枝立川志の輔笑福亭鶴瓶の五人が出演しました。僕は立川志の輔さんのしか聞いたことがなかったので、どんなもんなんだろうと思ったのですが、やっぱりみんな有名なだけあってたっぷり笑わしてくれました。


林家いっ平さんは「ざる屋」。やたらと縁起を担ぐ旦那の話。次から次へと飛び出す縁起を担ぐ言葉に驚きながらも、最後は「きれいに落ちがついた」ということで小遣いはもうやれない、という落ち。なかなかうまいものです。前にいっ平さんはかみまくりだったということをどこかで書いている人がいて、最初はじゃっかん心配だったものの、そんなに気になるほどではなかったです。なんだろう、口をちゃんと開けて話そうとしているので、かんじゃうんじゃないかな、と思いました。ほかの落語家は口はまぁ開けてはいるけど、そんなに目立つほどあけていないので、素人の僕が言うのもなんだけど、自然な口の動かし方で通る声が出せるようになるとかまなくなるんじゃないかな、と・・・。すみません。


林家正蔵さんは名前の分からない話で、おいしく煮えた豆をつまみ食いする小僧と旦那の行動パターンが一緒という話。正蔵さんは人情話が得意というのを聞いたことがあるので、人情話かなと思っていたら笑える話だった。でも、おもしろかったです。あっ、この人、ちゃんと落語家してるじゃん、という何とも失礼な感想と共に聞いていたのでありました。


残りの人と全体的な感想は書く時間がなくなったのでまた後で・・・。