Utada「EXODUS」

EXODUS
iTunes & iPodの環境になってから、特定のアルバムを聞き込むということがなくなったかもしれない。iPodなんて全曲ランダムで、聞いている間中いろんなアーティストのいろんな曲が(聞いたこともないようなものも)次々とかかるという感じで、特定のアーティストに絞って聞くということをまったくしていない。


そんなわけで、Utadaの「EXODUS」もまだ十分に聞き込んでいない。基本的には宇多田ヒカルは好きだし、アルバムとかシングルとかが出たらとりあえず買ってしまうぐらいの人間だが、今回のアルバムをさらっと聞いてみたところの感想としては、全曲を通して聞くとちょっと疲れるかなぁ、という感じである。何となく音がハードな感じというか、ノイジーな音も多いような気がする。あと、バラードが少ないか、入ってないかな? そういうのも関係しているかもしれない。


最近はジョアン・ジルベルトとかのボサノバとか、ビル・エヴァンスのジャズピアノ、あと、最近買った宮下富実夫の「眠りの泉 〜relaxation〜」などの、比較的静かな音楽を好むようになってきたので(年だね・・・)、ハードな音を聞き続けるのはかなりつらくなってきてしまった。「眠りの泉」は、音楽というより寝るときのヒーリング音楽だな(^^;。


でも、やはりシングルカットされたEasy Breezyはかっこいい曲だね。歌詞にいろいろと言う人がいるみたいだけど、それなりの考えがあるんだろうと思う。


いずれにしても、宇多田ヒカルの場合は、聞いた直後に評価を下すことはしないようにしている。「するめ」みたいにかめばかむほど味が出てくる場合がけっこう多いので。


ちなみにジャケットはあまり好きではない。